当園では、梅雨入りする6月上旬からサクランボの収穫がはじまります。桃は収穫期の異なる多品種リレー栽培。出荷は9月中旬まで続きます。
サクランボの品種と収穫時期
紅さやか(6月上旬)
小粒で歯ごたえがあり、酸味がやや強い。完熟すると赤黒くなり、甘みがのってくる。
佐藤錦(6月中旬)
サクランボといえば佐藤錦。ほどよい酸味と上品な甘み。軟らかくて果汁たっぷり。
紅秀峰(6月下旬)
大粒で果肉が締まっている。糖度は高いが、酸味はやや少なめ。佐藤錦とは違うおいしさ。
2022年から新品種の「やまがた紅王」が市場に出回りはじめました。控えめの酸味と抜群の甘み。硬めの果肉で日持ちがいいんです。これは500円硬貨以上の大きさでないと名乗れないブランド品で、誕生から100年以上たった佐藤錦に代わる主力として期待されています。当園では佐藤錦中心の品種構成を見直し、2025年秋に改植する予定です。やまがた紅王は8本。初生りは順調にいけば4年後でしょうかね。
桃の品種と収穫時期
あかつき(8月上旬)
日本でいちばん多く作られている桃。適度な歯ごたえの果肉は甘くてジューシー。
まどか(8月上旬)
あかつきの木から選抜、育成された品種。甘みが強く、果肉は密で食感がいい。
もちづき(8月上旬)
缶詰用だが生食可。果皮は乳白色。爽やかな香りと滑らかな舌ざわりが特徴。
陽夏妃(8月中旬)
2009年登録の比較的あたらしい品種。果皮の鮮やかさと食味のよさで注目を集める。
川中島白桃(8月下旬)
長野で生まれた人気品種。果肉はやや硬めで甘みたっぷり。日持ちもいい。
ゆうぞら(9月上旬)
あかつき系大玉。緻密な果肉を持ち、酸味は少なく多汁。甘みはしっかりある。
あぶくま(9月上旬)
ゆうぞらから派生した福島県伊達市生まれの桃。これも緻密な果肉で甘みしっかり。
だて白桃(9月中旬)
伊達市生まれ。収穫時期が遅く長いあいだ樹上で実るため、高糖度の大玉になりやすい。
桃は白鳳と白桃と黄桃にわけられ、白鳳は軟らかく白桃は硬い、というふうに言われているようです。トロトロとカリカリの違いですね。黄桃はおもに缶詰です。また、白鳳は西日本、白桃は東日本でよく作られている、という線引きもある。品種と収穫時期でいえば、あかつき以降は硬い桃と見ていいでしょう。硬いといっても、桃は収穫後に追熟させることで果肉が軟らかくなり、甘みを感じやすくなります。ただ、例外もあって、おどろきや見晴白桃といった品種は、追熟させてもカリカリのままです。
ネクタリンの品種と収穫時期
メイグランド(7月下旬)
毛なし桃をネクタリンという。食感は硬め。メイグランドは酸味が少なく食味良好。
柿の品種と収穫時期
平核無(10月下旬)
渋柿の「ひらたねなし」。産地で呼び名が異なり、おけさ柿や庄内柿としても知られる。